こんにちは。LIXILリフォームショップライファ駒形通の高岡です。
先日、会社の近所にある羽衣団地の見学ツアーに行ってきたので、その様子をご紹介します!

散歩中にこの羽衣団地を眺めていたら地下があることに気づいて、地下には何があるんだろう?!と思い、いろいろ調べた結果、見学ツアーを行っていることを知りました。
倍率の高い人気のツアーらしく、私は2回目の応募でツアーに参加できました!
羽衣団地は1948年(昭和23年)に完成した地上4階、地下1階建ての日本最古の鉄筋コンクリート造の公営団地です。
1940年に静岡市街地で起きた大火災(静岡大火)がきっかけで、防火用の壁として火災から市街地を守るために建設されたそうです。建設された当時は、周りには木造平屋建てばかりだったので、ポツンと大きなRC造の建物ができて、異様な雰囲気だったそうです。

ワクワクする見た目の扉の先は・・・

レトロ感満載の空間です💭
間取りは2Kで、6畳と8畳の和室が2部屋、約3畳の台所と水洗トイレがありました。建設当時は水洗トイレはとても珍しいものだったようです。

特に台所は、レトロ好きにはたまらない空間です🥺

流し台のタイルが可愛らしいです💓

レトロな木製の食器棚には、となり合う和室に通ずる小窓があり、小窓から配膳ができるようになっていました。

トイレは今風のものでした^_^

そして私がずっと気になっていた地下へ!!

地下には共同浴場がありました!家庭ごとに日替わりで入浴していたそうです。

せま~~い!!桶にお湯をためて浴びるような感じでお風呂に入っていたそうです。
冬はとっても寒いですね🥶🥶
1979年には各部屋にお風呂が設置されたそうです。

壁にはコンクリートの木製型枠の模様が残っていました。味を感じる壁です✨


また、地下にはT字に広がる倉庫もありました。
薄暗くてすこーし怖かったです^_^
個人的に面白いなと思ったのが、羽衣団地に使われているコンクリートです!
コンクリートはアルカリ性で、月日が経つとどんどん中性化します。中性化は、建物の劣化を進めてしまいます。
以前、羽衣団地の躯体部分をコア抜きしてアルカリ性の確認実験を行ったそうです。
実験結果がこちら。

羽衣団地と同じように年数の経った一般的なコンクリートはほとんどが中性化してしまっています。それに比べて羽衣団地のコンクリートはアルカリ性に富んでいる、上質なコンクリートだということが分かります!
現在、築78年ですが、ここまでアルカリ性に富んだ上質なコンクリートが使われているのは、専門家もびっくりだったそうです。
羽衣団地に使われているコンクリートは、8~10階建てくらいの建物が建てられるくらいに強度もあり、上質なものなんだそうです👀
まさか会社の近所の団地が日本一古い団地だったことも知りませんでしたし、地下に共同浴場があるのも知りませんでした!現在も入居中の方はいらっしゃるそうですが、募集は停止しています。
素敵な建造物なのでこれからも大切に保存されてほしいです!

